Dr. Fujita のお話

 

タバコをやめよう
先日、8歳の女の子とお母さんが診療室に飛び込んでこられて、
「この子の前歯の上の歯ぐきと下の歯ぐきが黒ずんでいるんですが大丈夫ですか?」
とおっしゃいました。
「家で、おとうさんか誰か、お子さんの前でタバコを吸われていませんか?」とお聞 きしました。

そうなんです。 「親が タバコを吸っていると、受動喫煙で子どもの歯肉も黒くなってしまいます。」
北海道のある小学校での調査によると、親がタバコを吸う子どもの79パ−セントに歯肉の黒い着色がみられたと報告されています。 その子のお母さんはびっくりされて、お父さんに言わなければ・・とおっしゃってい ました。  みなさんのお子さんの歯ぐき大丈夫ですか?
アメリカでは、1日に2000人の喫煙者が老いて死に、1000人の喫煙者が 肺ガン等の病気で死んでいるそうです。ということは、1日に3000人の顧客(喫煙者)を新 たに作らなければタバコ会社は潰れてしまいます。タバコは依存症ですから、一度あじを覚えさ せれば死ぬまでタバコを買ってくれます。タバコ会社のタ−ゲットは、もちろん「子ども」 なのです。 子どもの時にいつかは吸ってみたいという感情を植えつけるのです。向こうはプロです、あの手この手の戦略を使ってきます。
何の手も打たなければ、タバコ会社の餌食にされてしまいます。
何とか、子どもをタバコから守らねば・・・。しかし、守ってあげなければいけない 親が吸っていたら・・・。

タバコ会社の役員の笑顔が目に浮かびます。 そして、タバコに高い税金をかけてい る連中の笑顔も。

 


 

▲ブースカが受け付いたします:)。タバコをやめよう!パンフもあるよっ。